10.人や国の不平等をなくそう
貧富の差は皆さんが思っているよりも大きく、世界で最も豊な8人が世界の36億人分の貧しい人たちに匹敵する資産を所有している。世界では、10人に1人が1日2ドル以下出しのぐことを余儀なくされている中、ごく一握りの人たちが莫大な富を有しているのです。
SDGsは「誰一人取り残さない」を合言葉にしていますが、今日の世界経済は、何億もの人々を取り残しながら回り続けてい流のが現状です。この原因に、生産した作物を不公平な価格で安く買われてしまうため不平等な労働を強いられ結果として貧困から抜け出せなくなってしまいます。このような問題の対策として”フェアトレード”が世界的に行われています。フェアトレードとは、公正取引のことで生産者と消費者の間で適正な価格で取引が行われるようになります。フェアトレード認証製品を購入することは、開発途上国の生産者をサポートすることに繋がります。
みなさんが定価価格で手に入れることのできる洋服。GU、ユニクロ、H&M、ZARAなどのファストファッションは私自身もよく使用しますがなぜそんなに低価格で提供できるのでしょうか?低価格で提供されている裏には不平等な労働をさせられている人がいます。2013年にバングラデシュで起きたラナ・プラザ崩落事故を知っていますか?ラナ・プラザにはH&MやZARAを始めとするアパレル企業が洋服を生産していました。この事件は世界中で話題になりましたが、一番問題になったのは工場で働いていた人の賃金があまりにも安かったから。働かされていた人は1日の仕事が終わるまで部屋から出られない、また、休憩もさせてもらえず、過剰な超過勤務をさせられていた上に時給10円で働かされている人もいたというのです。
先ほども書いたように、フェアトレードは地球に生きるすべてがフェアに暮らせる世界」の実現に繋がります。フェアトレードのおかげで貧困で教育を受けられなかった子供達も学校に行けるようになったり、貯水池を購入できるようになったことで新鮮な水を飲めるようになったり、労働と収入以外の問題を解決するのに繋がっています。
文章:Kako
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